残念な志望動機を書かないために

■どちらの志望動機がいいですか?

丸山です。

突然ですが、下記2つの志望動機のどちらがいいと思いますか?

あなたが面接官になったつもりで、真剣に考えてみてください。

某製菓メーカーの志望動機です。

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1、私は小さい頃からお菓子が大好きでその中でも貴社のマリー、ムーンライト、チョイスが大好きです。お菓子を食べ終わったあとの箱も筆箱にして、周りからは「どんだけ好きなんだよ」とツッコミを受けるくらいです。

入社したら私がお菓子を好きなように、貴社のお菓子をたくさんのお客様に食べてもらえるように努力を惜しみません。

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2、貴社の“おいしく、たのしく、すこやかに” という企業理念に惹かれました。

私は学生時代部員50人のテニスサークルの副部長をやっており、低い出席率をなんとかしようと、積極的にバーベキューや飲み会を企画し、最終的に出席率20%上昇を達成しました。

そこで培った経験を活かし、貴社でもパイオニアスピリットに溢れた企業活動を通して、価値と感動のある商品を届けたく貴社を志望しました。

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いかがですか?

どちらの方がいいと思いましたか?

私の答えは、、、、














その前に、もう一度読み返してみてください。

1次面接の担当者になりきってください。

2次選考へ通す学生を選んだ理由を上司に報告する必要があります。

いいですか?

では、私の答えです、、、


























この志望動機はどちらもダメです。

大切なことに気がついていません。肝心なことが抜けています。

「どちらか選べ」って言ったじゃんという意見をもらいそうですが 苦笑

では、あなたが選んだ志望動機をいいと思った理由を教えてください。

どうでしょうか?

これらの志望動機は、
業務後のイメージが全くできていないと判断されます。

なぜなら、メーカーの志望動機なのに、商品の販売先がいきなりお客様になっています。

たしかに最終的に商品が届くのはユーザーなのですが、BtoB、BtoCのビジネスの区別がついておらず、商社・卸問屋・小売店などの関係者を無視しています。

その存在にすら気づいていません。

メーカーの担当者は、まず商品開発をしたらまず

商社・卸問屋などにセールスをする必要があり、

彼らに喜ばれるような、商品を開発し、

彼らのビジネスに貢献できる、提案をしなければならないのです。

このような理解度で、

「これがやりたいです!」

「私はできます!」

とアピールしても、

面接官には

「なんだ、なんにも調べてないし、わかってないな・・・」

という印象を与えてしまいます。

ただ、ほとんどの学生は似たりよったりで就活本やネットからパクったような

志望動機・自己PRを書いてくるので

逆に言えばその関係性を理解していることをアピールし、

そこに貢献できることが伝われば

「この学生はよくわかっているな」と

他の応募者と差別化させることができるはずです。

なので、よく覚えておいてください。

あなたの志望している業界は

BtoBなのかBtoCなのか

(業界・業種によってはどちらもということもあり得ます)

基本的なことなので、

企業研究を念入りに行って、その会社が扱っているサービスの

仕入先、販売先、納品先をよく調べ、

希望している部署・業種の関係者をイメージして

理解度を高めてください。

あなたが志望動機の段階で、すでに他の学生には無い視点・視野をもっていることをアピールし、
自己PRとの一貫性を持たせられれば、選考の通過率は格段に上がるはずです。

なぜなら、採用担当からすれば、そんな応募者は

企業への理解度の根拠と説得力がある学生だと判断しやすいのです。

■先輩の志望動機は聞くな!

また、他人の志望動機はなるべく聞かないほうがいいと思います。

説明会に行くと毎回新入社員の方に

「どうしてその会社に入ったのですか?」

という質問をする学学生がよくいますが、これはあまり良いことではないです。

なぜかというと、志望動機を真似してしまうからです。

だって、何のために社員の方の志望動機を聞くのですか?

それはちょっと真似して自分の志望動機の参考にしてしまいたいという思いが少しでもあるからですよね?

それ以外に何か理由がありますか?

そんなことを聞くくらいなら、もっと仕事について聞いたほうがよっぽどいいと思います。

完壁な志望動機を先輩社員から聞いてしまうと、どうしてもそれを真似してしまいたくなります。

実際、その人はその志望動機で面接を突破していて、実績があるのですから、それを自分も真似すれば面接に受かるのではないかと思ってしまうでしょう。

ですが、先輩社員の志望動機を真似したら内定がもらえるなんてことは全くありません。

あなたは何人かの人に話を聞けば、同じ会社なのに全く違う志望動機で入社していることに気付くでしょう。

すなわち、志望動機は人それぞれで、自分の心から思っている理由

を言うことが出来ればそれでよいのです。

真似した志望動機ではESは通るかもしれませんが、面接では落とされますのでご注意ください。

ただし、、、

志望している企業に入社している同じ大学出身の先輩に話を聞くというのは、非常に有益な機会であることは間違いないです。

・入社する前との心境の変化
・コロナ前後で社内に変わったところはあったのか・・・
など、

志望動機や自己PR以外のことを聞くのは自分の軸を固めるためにもぜひやってほしいと思います。

悩みや不安について相談に乗ってくれる同じ大学出身の先輩の存在は心強いはずです。
ここなら大手総合商社やメガバンクなど、延べ3万人以上のOBOGが登録しているみたいなので、一度チェックしてみてください。

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ではまた。

丸山

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